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産後、肌がかゆい!産後湿疹の原因と対策を徹底解説

2025.02.12 ミスコンレポート&コラム

赤ちゃんとの新しい生活が始まり、喜びと同時に、慣れない育児に奮闘する毎日。

そんな中、肌のかゆみや湿疹に悩まされているママも多いのではないでしょうか?

実は、産後に湿疹ができるのはよくあること。ホルモンバランスの変化やストレス、生活リズムの乱れなど、産後は肌トラブルが起こりやすい時期なんです。

「産後の湿疹はいつまで続くの?」

「病院に行った方がいいのかな?」

と不安に感じているママもいるかもしれません。

この記事では、産後の湿疹の原因や症状、効果的な治療法とセルフケア方法を詳しく解説します。


産後湿疹の原因は? なぜできやすいの?

産後に湿疹ができやすい原因は、主に次の3つです。

1.ホルモンバランスの変化

妊娠中は、お肌を健やかに保つ女性ホルモン「エストロゲン」が分泌量を増やします。

しかし、出産後、エストロゲンの分泌量は急激に減少し、肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れてバリア機能が低下しやすくなります。

特に産後1~2週間は、エストロゲンの分泌がほぼゼロの状態になるため、湿疹や肌荒れが起こりやすい時期です。

2.生活リズムの乱れとストレス

赤ちゃん中心の生活が始まり、授乳や寝かしつけで睡眠不足になりがちです。

また、慣れない育児によるストレスや不安、疲労も重なり、自律神経のバランスが乱れ、肌トラブルを引き起こしやすくなります。

3.産後の便秘と腸内環境の悪化

産後は、骨盤底筋が緩むことで、便を押し出す力が弱まり、便秘になりやすくなります。

母乳育児の場合は、体内の水分が不足しがちになることも便秘を悪化させる原因の一つです。

便秘が続くと、腸内に老廃物がたまり、血流が悪化し、肌荒れや湿疹を引き起こす可能性があります。


産後湿疹の症状をチェック!

産後湿疹の症状は、人によってさまざまですが、一般的には以下のような症状が見られます。

  • 肌に赤みやかゆみが出る

  • ミミズ腫れのように腫れる

  • 汗をかいたり、体温が上がったときに悪化しやすい

  • 顔、首、腕、太ももなど、皮膚の薄い部分に発生しやすい

これらの症状に加え、強い痛みや水ぶくれを伴う場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。


産後湿疹はいつごろから発症するの?

産後湿疹の症状が現れる時期には個人差があります。

出産直後から肌の変化を感じる方もいれば、産後2年後に突然湿疹が出る方もいます。

「産後 湿疹 いつまで」と検索するママも多いようですが、明確な期間は断言できません。

しかし、多くの場合、ホルモンバランスや生活リズムが安定してくるにつれて、症状は徐々に軽快していきます。


産後湿疹、病院に行くべき? 受診のタイミングは?

「赤ちゃんのお世話で忙しくて、病院に行く時間がない…」

そんなママも多いのではないでしょうか?

確かに、産後は赤ちゃん中心の生活になり、自分のことは後回しになりがちです。

しかし、以下のような症状がある場合は、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。

  • 湿疹が広範囲に広がっている

  • 強いかゆみや痛みが続く

  • 水ぶくれや膿が出ている

  • 授乳や家事ができないほど辛い

産後の湿疹の治療には、漢方薬や低刺激の外用薬が処方されることが多く、授乳中でも安心して治療を受けられます。


産後湿疹を改善するセルフケア方法3選

「病院に行くほどではないけれど、早く治したい!」

という方は、まずはセルフケアを試してみましょう。

ここでは、産後湿疹に効果的なセルフケア方法を3つご紹介します。

1. 保湿を徹底する

産後の肌はバリア機能が低下し、非常に敏感になっています。

低刺激でアルコールフリーの化粧水や乳液を使い、こまめに保湿を行いましょう。

<保湿のポイント>

  • 入浴後は、5分以内に保湿剤を塗る

  • 敏感肌用のスキンケアアイテムを選ぶ

  • 部屋が乾燥しないように加湿器を使う

2. 食事で腸内環境を整える

腸内環境を整えることは、美肌作りだけでなく、健康な体づくりの基本です。

食物繊維やビタミンを豊富に含む食品を積極的に摂り、腸内環境を整えましょう。

<おすすめの食材>

  • 水溶性食物繊維(きのこ、海藻、納豆など):腸内の善玉菌を増やす

  • ビタミンB群(豚肉、卵、ナッツなど):皮膚の再生を促進する

  • ビタミンE(オリーブオイル、アボガドなど):肌の炎症を抑える

3. 質の良い睡眠をとる

睡眠不足は、肌のターンオーバーを乱し、湿疹を悪化させる原因になります。

睡眠中に分泌される成長ホルモンは、肌の修復を促す効果があります。

赤ちゃんのお世話で大変ですが、短時間でも質の良い睡眠をとるように心がけましょう。

<育児中でもできる睡眠の工夫>

  • 赤ちゃんが寝ている時に一緒に仮眠をとる

  • 寝る前のスマホやカフェインを控える

  • 家族にサポートを頼み、できるだけ休息をとる


産後湿疹を予防するには?

産後湿疹を予防するために、以下の点に注意しましょう。

肌への刺激を避ける

刺激の強い洗剤や化粧品は避け、肌に優しい素材の衣類を着用しましょう。

ストレスを溜めない

リラックスできる時間をつくり、ストレスを解消しましょう。

バランスの取れた食事

栄養バランスを意識した食事を心がけましょう。

十分な睡眠

睡眠時間を確保し、質の良い睡眠をとるようにしましょう。

肌を清潔に保つ

汗をかいたらこまめに拭き取り、清潔な状態を保ちましょう。


産後湿疹に関するQ&A

Q. 産後湿疹は、赤ちゃんにうつることはありますか?

A. 産後湿疹は、赤ちゃんにうつることはありません。

安心して授乳やスキンシップをしてください。

Q. 授乳中でも、薬は使用できますか?

A. 授乳中でも使用できる薬はあります。

医師に相談し、適切な薬を処方してもらいましょう。


まとめ|産後湿疹は適切なケアで改善できる!

産後の湿疹は、ホルモンバランスの変化やストレス、便秘などが原因で起こる、多くのママが経験する肌トラブルです。

湿疹を改善し、健やかな肌を取り戻すためには、以下のポイントを心がけましょう。

  • 保湿を徹底し、肌のバリア機能を回復させる

  • 腸内環境を整える食事を意識する

  • 睡眠の質を向上させ、ホルモンバランスを整える

産後の体はとてもデリケートです。湿疹が出るのは、体が回復のサインを出している証拠かもしれません。

無理せず焦らず、自分の体と心をいたわりながら、ゆっくりと過ごしましょう。

もし症状が長引く場合は、自己判断せずに、皮膚科医に相談し、適切な治療を受けることが大切です。


この記事を書いた人

高橋 あい

わくわくボディクリニック 代表 / 結果にこだわるサプリメント開発者

2010年、女性の美容と健康に特化したサロン「わくわくボディクリニック」を創業。

自身の摂食障害によるマイナス22kgの体験をきっかけに、栄養学と腸内環境の重要性に着目した元祖麹菌サプリメント「ノーカウント」を開発。

「ノーカウント」は、ダイエット、美肌、腸活をサポートするサプリメントとして、全国250以上のエステサロン・治療院などで導入されるロングセラー商品へと成長。

美容・健康業界のプロフェッショナルからも高い評価を得ている。

また、2020年には神奈川県の未病スタイルアンバサダーに就任し、食生活改善セミナーや健康イベントなどを開催し、地域住民の健康増進に貢献。

現在も最前線で施術を行いながら、科学的根拠に基づくサプリメントの研究・開発・販売を継続。

美容・健康分野における革新的なアプローチを追求し続けている。

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