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産後一ヶ月、喜びと不安の間で、心と体を守る過ごし方とは?

2024.04.05 ミスコンレポート&コラム

産後一ヶ月、母親の心と身体を守る過ごし方とは?

産後一ヶ月は、新しい母親にとって、心身の大きな変化が起こる、非常に特別な時期です。

自分の身体について、色々と不安が浮かぶと思いますが、出産直後に訪れる変化、ケアするポイントについて正しく理解していきましょう!


産後一ヶ月で体重は元に戻る?

産後1か月で体重はどれくらい元に戻るのでしょうか。

出産してすぐは赤ちゃんの体重・胎盤・羊水などの重さ分である4キロから5キロ減るのが一般的です。

出産後の1か月は体の回復が最優先なので、無理せずゆっくり過ごしましょう。

特に完全母乳という方は授乳でかなりのエネルギーを使っています。

これは、毎日1時間ジョギングしているくらいの体力消耗になります。

しばらくはバランスの良い食事を食べて、よく眠って、ご自身の体がバテてしまわないようにすることを優先してください。


産後一ヶ月の体型は?

出産後1か月の体型はどのような感じでしょうか。

体重の変化も気になりますが妊娠出産することで体型がどうなるのか気になりますよね。

多くの出産経験者が気になっているのは

「お腹のたるみが戻らない」

ことです。

妊娠中に子宮が大きくなったことで腹部の筋肉が引き伸びたため力が入れにくく、筋力が低下しています。

また、腰椎が前下がりにひっぱられて反り腰になっています。そのために余計にお腹がぽっこり出ているように見えるのです。

産後1か月が過ぎて体調が落ち着いてきたら、ぜひ骨盤矯正を受けましょう。

時期としては産後1か月半から2ヶ月以降でしたら施術が受けられる整骨院やサロンが多いです。

骨盤を整えることで体型が戻りやすくなりますし、尿漏れや腰痛を防ぐこともできます。

当院の産後骨盤矯正はこのような流れです。サロン選びの参考にしてみてください。


産後一ヶ月の食欲はどんな感じ?

産後1か月、食欲が止まらない!という女性は多くいらっしゃいます。それは異常なことではありませんから安心してくださいね。

授乳していれば「レプチン」という満腹中枢に関わるホルモンが多く分泌されます。

育児を頑張っていれば不安やストレスはどうしても裂けられず、食べることで無意識にストレス解消しているのかもしれません。

食事の時には、

①満腹中枢が働くタンパク質を意識して食べる

②必ず最初に味噌汁やスープを最初に飲む

という方法がオススメです。

逆に「食欲がない」という方は、バナナ・具沢山の味噌汁・小さなおにぎりなどを少しずつ食べて体力が落ちないようにしてくださいね。


産後一ヶ月で車の運転はできる?

車の運転はいつ頃から再開してよいのでしょうか?

普通分娩の場合は産後1か月、帝王切開の場合は産後3か月で普段の生活に良いとされていますね。

運転自体はできるかもしれませんが、骨盤周りの靭帯がまだ緩んでいるということを意識していた方がよいかもしれません。

運転席の位置や角度を工夫して腰が痛くならないように気を付けましょう。

ホルモンバランスの低下と慣れない育児の影響で、めまいや眠気の心配もあります。体調とよく相談して運転するようにしましょう。

産後1か月となると、赤ちゃんと一緒に車に乗る事ことが多いかもしれませんね。チャイルドシートの設置も忘れずに。

そしてもし赤ちゃんが泣いても慌てずに安全なところに車を停めてからお世話をしましょう。


産後一ヶ月、パートナーから夜のお誘いが。OKして大丈夫?

通常、産後1か月検診で子宮や悪露の状態をチェックしてもらいます。体の回復具合で日常生活に戻ってよいか判断してもらいます。

パートナーから夜のお誘いがきたらOKしても大丈夫なのでしょうか。

パートナーからのお誘いがあったとしても、

①会陰切開の傷がまだ痛い

②ホルモンバランスの影響でまったくその気になれない

③育児疲れで少しでも寝たい

というのが本音なこともあるでしょう。お互いの気持ちや体の状況を思いやりあえると良いですね。

1つ意識してほしいことは、早い人では産後1か月半くらいで排卵が起こります。

母乳が出ていても、生理がまだ来ていなくても、排卵している可能性があるということです。

予期せぬ妊娠を予防するためにもパートナーと避妊についてよく話し合いましょう。


-まとめ

産後一ヶ月は、出産の喜び、育児の挑戦の時期ですが、身体に大きな変化がある不安定な時期でもあります。

自分の身体に起こっていることを理解して、心と身体を守るために、丁寧に対応していきましょう。

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