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産後の食事、何がいい?気をつけること&おすすめレシピ

2024.03.31 ミスコンレポート&コラム

産後の食事、何を気をつければよいのか?料理のポイントも

産後のママは、出産による身体の負担を改善するために、また、搾乳、育児へエネルギーを得るために、食事の取り方が大切になります。

今回の記事では、産後の食事についての重要なポイントと、バランスの取れた食事の提案を紹介します。


産後の食事、3つの注意点

産後の食事、何を注意すればよいのでしょうか?3つを意識することで健康的な産後ライフになります。

①脂質を控えめに

脂質が多い食事は乳腺炎や脂質異常症(高コレステロール)の原因になります。お肉を食べる時には脂肪の少ないものにするか、茹でる、蒸すなどの一工夫を。

インスタント食品やファストフードは、なかなか落ち着いてお料理をする時間を取れないママにとって手軽に食事がとれる便利な手段!

ですが、脂質が多くてタンパク質やビタミンは不足しがち。食べ過ぎないように気を付けましょう。

②タンパク質を積極的に

産後の食事でタンパク質を積極的に摂ることはとても大切です。

タンパク質というと「筋トレが好きな人が摂るモノ」というイメージがありますが、産後のママにとっても大切なのです。

タンパク質を十分に摂取しないと、血液・血管・皮膚・内臓・免疫物質のどれもきちんと機能しなくなってしまうのです。

産後は赤ちゃん中心の生活で、寝不足が続いたり、自分の思った時間に食事が出来なかったりしがちですね。

・むくみやすい

・ボーっとしている

・イライラする

・疲れが取れない

これらもタンパク質不足から引き起こされる場合もあります。

産後のタンパク質不足を助けてくれる便利な物は「鯖缶」です。1缶で20~25gのタンパク質が摂れるので便利ですよ。

③鉄分も忘れずに

妊娠中に貧血気味で産婦人科から鉄剤を処方されていた人は産後も貧血に気を付けましょう。

出産や授乳でさらに鉄の摂取が必要になっている可能性が高いです。

顔色が白い

爪がきちんと生えてこない

氷を無性に食べたい

などの症状がある方は特に食事から鉄分の摂取を意識していきましょう。


産後の食事、おすすめメニュー

出産後の育児の合間にでもパッと作れる健康メニューをいくつかご紹介します。

便利なサプリメントは沢山ありますが、できればお食事の中からバランスよく栄養が摂れるとよいですね。

①黒米入りごはん

黒米は古代米の一種。白米に大さじ1杯混ぜて炊くだけでOKです。鉄分が豊富に入っていて産後のママにピッタリ。

多めに炊いて冷凍しておけば便利です。

②さばサンド

サンドイッチの中身を水煮の鯖缶にするだけです。サニーレタス・たまねぎ・キャベツなどを入れるとおいしく出来上がります。

③ほうれん草とじゃこの和え物

ほうれん草は鉄分、じゃこはカルシウムが摂取できます。ほうれん草を茹でて5センチくらいに切り、じゃこを和えるだけ。

味付けはお醤油やお出汁を使いますが、塩分の摂りすぎにならないように控えめに。


産後に便利な食事宅配サービス

産後1か月のママは安静が絶対に必要ですし、そのあとだって赤ちゃんのお世話や家事でバタバタします。職場復帰の準備が必要な人もいるかもしれませんね。

食事の準備が大変な時は宅配サービスを使ってみるのもよいと思います。

栄養バランスの良いレンジで解凍するだけのお弁当や、下処理が終わった食材がセットになっていてあとは調理するだけというセットなどもあります。

産後の体に負担がかからないように、食事宅配サービスもチェックしてみてくださいね。


- まとめ〜産後の過度なダイエットはNG

SNSをみていると芸能人の「産後〇カ月で体型が元通り」「出産前よりホッソリ」などといった情報が目に留まりますね。

最近の輝く女性の生き方としてのロールモデルは、

「子供二人、なのに、スタイル抜群で、仕事もできる」

となっているそうです。

ついつい自分もダイエットを頑張らなくちゃ!と感じてしまいますが、激しい食事制限は体調を崩す元です。無理に食事の量を減らすというよりも、

「不要なものは食べない」

「和食の定食を中心にしてみる」

くらいの意識がちょうどよいです。

満遍なくいろいろな食材を楽しく食べよう、という気持ちで過ごして食事が心の負担にならないようにしていきましょう。

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