産後の外出マニュアル〜不安なママの心配を取り除くコツ〜
産後の外出、赤ちゃんはどうする?
産後のママは、外出することに対して不安を感じることがあります。赤ちゃんの世話や自身の体調を考えると、外出することは簡単なことではありません。
しかし、外出は新しいママにとって心身のリフレッシュや社会とのつながりを保つためにも重要です。
今回は、産後の外出についてのマニュアルを作ってみました。
産後の外出はいつから?
産後の外出はいつから出来るのでしょうか。
「産後1か月検診」が久しぶりの外出というママが大多数かと思います。
産後1か月はホルモンが一気に減少することで疲れやすく、骨盤に負担がかかりやすく、なれない赤ちゃんのお世話で心身が疲弊しています。
どうしても産後1か月以内に外出しなければいけない場合は
①長い時間立ちっぱなしにならないようにする
②長い時間歩き続けない
③体を冷やさない
この3点に気を付けて貧血や悪露の悪化を防ぎましょう。
産後1か月検診で体の回復が順調であると診断されれば、安心して外出の時間を増やしていますよ。
産後に外出できないと…
毎日24時間ずっと赤ちゃんのお世話をするのはとても気が張ります。
いくら可愛いわが子と過ごしているとはいえ、産後に外出できないことは少しずつストレスとなります。
ちゃんと成長しているのか?服装はあっているのか?泣いているのは何故?私の子育ては間違っていないかしら?産後1~2か月は特にすべてが不安に感じやすい頃。
ストレスや不満が重なると「うつ」になる心配があります。
家族はそのことを真剣に受け止めて、病院から外出の許可がでたら30分コンビニにいくくらいでもよいので、ママを1人にする時間を作ってあげましょう。
産後のママはひとりで外出するならどこに行きたい?
産後のママがひとりで外出するなら行きたいところは、
- 美容院
- マッサージ
- 映画鑑賞
- 友だちとランチ
などが多いようです。免許の更新や職場復帰の手続きなどという意見もあります。
実際にひとりで外出しても、ついつい赤ちゃんのことが気になってしまったり子供服ばかり見ていたりするのは、いつの時代のママも一緒のようですよ。
産後に外出したい時、パパや実家を頼れない。誰に預ける?
産後の外出はママのリフレッシュになるので大切な時間ですが、パパが多忙だったり実家が遠かったりして頼れないということもあるでしょう。
0歳から預かってもらえるサービスをご紹介します。 安心して外出できるようにチェックしておきましょう。
①ベビーシッター
自宅に子供のお世話をしてくれる人を呼ぶ方法。
0歳から任せられるケースが多いですし、お兄ちゃんお姉ちゃんと一緒にお願いすることも可能です。
子供を1時間預ける相場は1000~3000円とベビーシッター会社によって幅広いです。ベビーシッター会社のチェックをしてみましょう。
②ファミリーサポート
行政や自治体が行なっている「育児を応援したい人(預かる人)」と「育児を助けてほしい人(赤ちゃんを預ける人)」を繋げる活動。
行政や自治体のコーディネーターと呼ばれる担当者が双方の希望を聞き取って紹介するシステム。
育児を応援したい人は育児経験者が多くサポートするために講習会受講が必須である地域が多いので安心して預けられます。
さらに1時間あたり600~1000円くらいとベビーシッターよりも安く利用が可能。
③一時保育
保育園を普段は利用していない人でも、子供を預かってもらうことができます。
育児にかかわるパパやママの心身の負担を軽減するための「リフレッシュ保育」と呼ばれる預け方があるので、近所の保育園で一時保育が可能か確認してみましょう。
ストレスをためないように気を付けて
赤ちゃんを最優先することは素敵なことですが、育児はまだまだ続きます。適度にリフレッシュの時間を作って、ストレスをためないように気を付けてくださいね。
周りの人やサービスに頼っていいんです。特に日本人のママは、文化的、慣習的に頼ることが苦手なようです。
極端なことをいえば妊娠・出産・授乳はママにしかできませんが、オムツを変える・ミルクを上げる・着替えをさせる、これはママ以外の人でも出来ることです!
お願いしたら感謝をしっかり伝えて、また元気なママに戻れるとよいですね。