ストレッチの消費カロリーはどれくらい?ウォーキングより多い??
ストレッチの消費カロリーはどれくらい?
ストレッチは、体を柔らかくし、筋肉をほぐすだけでなく、健康全般に良い影響を与えることが知られています。
多くの方から質問されることは、
「ストレッチを行うことでどれくらいのカロリーが消費されるの?」
という点です。今回はストレッチの消費カロリー、その他の健康へのプラス面についても掘り下げていきます。
ストレッチの基礎知識を学びましょう
- ストレッチの消費カロリー
体重が60キロの女性を例にすると、ストレッチを30分すると72キロカロリー消費します。
ウォーキングを30分すると126キロカロリー消費します。
つまり、2日1回ウォーキングをするよりも、毎日30分ストレッチをするほうがカロリーを多く消費できます。
- ストレッチでダイエット?
ストレッチ自体は、有酸素運動や筋力トレーニングのように直接的なカロリー消費を引き起こすものではありません。しかし、ストレッチが身体の柔軟性と運動能力を向上させることで、普段の生活でも運動をするときでも効果的なエネルギーの使い方ができるようになり、ダイエットに繋がります。
わざわざジムにいったり外に走りにいったりしなくても、家の中で気軽にストレッチするだけでダイエット効果があるのは魅力的ですね。
- 何分すればいい?
ストレッチをすることで血流がよくなり脂肪燃焼効果が期待できます。
目安とする時間は30分前後。どうしても30分続けてするのが難しい場合は、朝に15分+夜に15分と2回にわけてもOKです。
- オススメのストレッチは?
胴体回りや太腿といった”大きな筋肉”をストレッチするとカロリーの消費に繋がります。イメージとしては股関節周りをていねいにストレッチするとよいです。
何故かというと股関節には太腿やお尻の筋肉と繋がっているからです。 下半身の筋肉の動きがよくなれば運動用も増えて消費カロリーを増やせます。
さらに、太腿の付け根にはリンパ管や太い血管があるため股関節がほぐれれば血流がよくなります。余分な水分を排出してむくみも取りましょう。
オススメのストレッチを3つご紹介しますね。
- 座って股関節ストレッチ
1.床に座って足の裏を体の前で合わせる
2.足先を両手で持ち、両方の膝を外側に倒す
3.かかとを体に近づけて骨盤を立てる
4.息をはきながら脚を床に近づけて30秒キープ
- 脚を前後に開くストレッチ
1.まっすぐ立って脚を前後に大きく開く
2.前にある脚の膝が90度になるまでお尻をまっすぐ下に降ろす
3.上半身はまっすぐ立てておく
4.後ろの脚は伸ばす
5.1と2を5秒ずつ繰り返す
※片側30秒ずつを3セット
- 仰向けスタイルストレッチ

1.仰向けに寝て両足を伸ばす
2.右足の膝を曲げて両手で抱えて胸に引き寄せる
3.左足に替えて同じようにする
※片側30秒ずつを3セット
ストレッチをするときに気をつけることは?
せっかくストレッチをして消費カロリーを増やせたとしても、怪我をしてしまっては意味がありません。
体に無理なくストレッチをするために3つのことを気を付けてください。
1)大きな反動をつけない
2)痛くなるまでやらない
3)呼吸を止めない
- まとめ
ストレッチは単なる体の柔軟性向上だけでなく、カロリー消費に繋がったり、脂肪燃焼効果が増えたり、健康全般に良い影響を与えるエクササイズです。
毎日の生活にストレッチを取り入れ、健康的で美しいボディメイクを目指しましょう!