産後 いきむのが怖いママへ〜いきみへの不安と向き合う〜
産後 いきむのが怖い なぜ?理由と対策
産後の日々は、これからの新しい生活にわくわくする時期でもありますが、同時に不安や恐れがついて回ることも少なくありません。その中で、産後のいきみへの不安は、多くのママさんが直面する共通の課題の一つです。
今回は、産後にいきむことへの不安について、解説していきます。
産後 いきむのが怖い そのメカニズムは?
- 会陰の傷が痛い
普通分娩の際、会陰(膣口と肛門の間)を切開することで割けないようにすることが一般的になってきています。切開した後はしっかり縫合されるため産後にまた裂けてしまうことはありませんが、どうしても痛みはしばらく続きますし、排泄や排便の時にしみます。
傷が開いてしまうことや、しみる痛さが怖くなり、いきめない人が多くいます。
- 痔の痛み
妊娠出産を経験した人の多くが痔を経験しています。
妊娠中に大きくなった子宮によって肛門付近が圧迫されてイボ痔になったり、出産時のいきみでイボ痔や切れ痔になったりします。痔は通常時も排便時も痛みがあるため排便時に力をいれるのが怖くなる原因になります。
- 骨盤底筋の緩み
骨盤底筋は骨盤の下部にあって臓器を支える役割をする筋肉です。 子宮・膀胱・直腸などが下がってこないように支える役割と、排尿や排便をコントロールする役割があります。
妊娠中も大きくなったお腹をこの骨盤底筋が支えてくれますが、数か月間ずっと負担がかかっているため筋肉が緩んで引き伸ばされた状態になります。
出産後はこの筋肉がまだ緩んでいるため出産前のようにうまくいきめず、今まで通りの感覚で排泄や排便ができないことがストレスになります。

産後のいきみ こわさを軽減していくために
- 水分をたっぷり摂る
母乳で赤ちゃんを育てている場合は特に水分不足になりやすいです。
理想は1日に2〜2.5リットル飲めるとよいです。朝起きた時にコップ一杯、授乳の後にもコップ一杯、と意識して水分を摂りましょう。
- 骨盤底筋を鍛える
骨盤底筋(膣や肛門周辺の筋肉)を緩めたり縮めたりする練習をしましょう。1日に3回できると理想的です。
1)仰向けに膝を曲げて寝て、自分の膣や肛門付近の筋肉を意識します。
2)排尿の時に尿をとめるイメージで、意識した筋肉を締めてみます。最初のうちはぼんやりとそのあたりの筋肉を考えるだけでもOKです。
3)締めた(意識した)状態を5秒、リラックスした状態を5秒、を10回繰り返します。
- 食物繊維を摂る
産後はどうしても赤ちゃん中心の生活になって、自分の食事がおろそかになりがちです。 バランスのよい食事ができればよいのですがどうしてもそうはいかない時期ですね。 食物繊維を意識してしっかり摂って、自然な便意でいきまず排便ができるようにしていきましょう。
食物繊維は2種類あります。

「不溶性食物繊維」は水分を吸収してくれるので便のカサが増えて、腸の働きがよくなります。ゴボウ・大豆・キノコなどに多く含まれています。
「水溶性食物繊維」は腸内の善玉菌を増やして腸内環境をよくする働きがあります。ワカメ・こんにゃく・熟した果物・芋類に豊富に含まれています。
これらの食材を食べることでいきまずに排泄できるようになります。
- まとめ
産後のいきみへの不安は、ママにとって一般的な課題です。正しく情報収集することで、不安を和らげることができます。
今回お伝えした対策の、水分補給、運動、食事の中で、できることから取り入れてみましょう。