五十肩は整体で良くなる?簡単3分セルフケアもオススメ

五十肩は整体でよくなるの?
五十肩とは、肩の痛みや可動域の制限が生じる状態で、中高年の方によく見られる問題です。
五十肩になると、洋服の着脱がやりづらかったり、洗濯物を干せなかったり、日常の生活の様々なシチュエーションで、ストレスが貯まることが増えます。
状態によっては、夜、眠れないほどの痛みになることも。。。
当院にお越しのお客様からも、
五十肩って何が原因なの?
整体で治るの?
とよく質問されます。 この記事では、五十肩について、基本的な知識や痛みを軽減するアプローチ、整体の効果などを解説していきます。
五十肩って何が原因なの?
- 「五十肩」は実は病名ではありません
五十肩(肩関節周囲炎)は、肩の周囲の組織が炎症を起こし、痛みや運動制限が生じる状態です。具体的な原因ははっきりとは分かっていませんが、主に中高年の人々に多く見られ、特に50歳以上の年齢層で発症することが一般的であるため「五十肩」と呼ばれています。
肩周りや上腕部に痛みが生じ、夜間や特定の動作で痛みが増すことがあります。
- 肩以外にも原因があるかもしれない
肩が痛いからと言って、痛みの原因が肩だけとは限りません。骨盤の歪み・猫背や反り腰といった姿勢の問題といった原因も考えられます。
自分では痛みの原因を見つけにくいものです。整体のプロに体を見てもらうことで「そんなところが?」という原因が見つかることもあります。
- 体全体の柔軟性の低下
腰や背中の柔軟性の低下により、血液循環が悪くなることで五十肩の痛みがでているのかもしれません。
座りっぱなしだったり、このところ運動不足だったりしませんか?
記事後半に簡単3分、自宅でできるヨガをお伝えしますので、ぜひやってみてくださいね。
整体が五十肩に与える効果
- 筋肉の緊張緩和
整体により筋肉の緊張がほぐれ、肩の痛みが和らぐことがあります。
- 関節の可動域向上
整体の施術により、肩の関節の可動域が改善されることがあります。
- 姿勢の改善
整体は身体全体のバランスを整えるため、正しい姿勢を保つサポートが期待できます。
一般的な整体施術の流れ
五十肩の症状や身体の状態によって異なりますが、一般的な整体施術の流れは以下の通りです。
- 問診: 症状や生活習慣についての質問を通じて、患者の状態を把握します。

- 検査: 姿勢や動作の検査を行い、不調の原因を特定します。

- 施術: 症状に合わせた手技療法を用いて、筋肉や関節の調整を行います。

自宅で出来る五十肩を緩和するヨガ
「キャット&カウ」は、ヨガのポーズで、腰と背中の柔軟性を向上させ、ストレッチやリラックスに適したポーズです。
腰と背中の柔軟性があがると腕があがりやすくなり五十肩の痛みの改善にも繋がります。 朝にすれば全身の血流がよくなって寝ている間の背中のこわばりが取れますし、夜寝る前にやればスッキリ眠れます。2~3分するだけでもかなり背中が軽くなります。

1. 開始姿勢
四つんばいの姿勢になります。 手首は肩の真下におき、膝は脚の付け根の真下にあるようにします。
2. キャットポーズ(猫のポーズ)
息を吸いながら背中を丸め、頭を下げます。背骨の動きを1つずつ確認するように丁寧に動かしましょう。 このとき、頭を床に向けて首を伸ばし、みぞおちの後ろ側がどんどん天井に向かってあがっていくイメージで動くと背中が丸めやすくなります。
3. カウポーズ(牛のポーズ)
息を吐きながら背中を反らせ、お尻を上げます。頭を上げ、視線を前方に向けます。 おへそ床に向かってに突き出し、胸を前方に向けて開きます。姿勢を変えた時に手のひらがずれないように床にしっかりつけます。
4. 交互に繰り返す
キャットポーズから始めて、息を吸いながらゆっくりとカウポーズに移ります。 次に、息を吐きながらキャットポーズに戻ります。 これを慌てずにゆっくり続け、呼吸と動きを合わせます。
背中が動かしやすくなると肩がスムーズに動くようになり腕も上げやすくなるので五十肩が気になる方にオススメです。
- 注意事項
五十肩の症状は個人差がありますので、整体が必ずしも効果的であるとは限りません。医師にも相談しながら、整体を受けることをおすすめします。
- まとめ
五十肩に悩む方にとって整体は、症状の緩和や生活の質の向上が期待できます。 整体はもちろん、ヨガやストレッチなどのセルフケアも併せて、適切なケアを受けるよう心がけましょう。