産後の足のむくみ・象の足はいつまで?〜必ずやるべきこと3選〜

産後の足のむくみ 象の足はいつまで?
9割のママさんが経験すると言われている、産後の足のむくみ。産後の身体の変化と、頭では分かっていても、象の足のようなむくみを目にするとストレスが溜まりますし、いつまで続くのか、不安ですよね。。。
ここでは産後の足のむくみについて、原因と対策を解説していきます。
産後の足のむくみ(浮腫)の原因
- ホルモンバランスと水分バランスの変化
産後は、女性ホルモンであるプロゲステロン、エストロゲンの数値レベルが大幅に変化します。このホルモンバランスの変化が、体内の水分バランスを見出し、むくみやすくなります。
また、産後は羊水などが排出され、身体は乾いた状態になるため、水分バランスを保つために、身体全体がむくみやすくなります。
- 子宮拡大と下垂による静脈圧迫
妊娠中は子宮が拡大し、骨盤が広がることで背中が丸くなり、横隔膜も下がってきます。内蔵も下がり、鼠径部が圧迫されてきます。
鼠径部には、腸腰筋の他に、大腿静脈・大腿動脈・大腿神経が通っています。この中で、最も圧迫を受けやすいのが静脈で、これが足のむくみの直接的な原因になります。
出産で開いた骨盤が正常にリセットされないままでいると、産後も引き続き、足のむくみが起こります。
- 疲労やストレス
育児や出産自体がストレスや疲労があることがあります。これが身体の循環に影響を与え、足のむくみにつながることがあります。
足のむくみ(浮腫)解消〜やるべきこと3選〜
1.骨盤を正しくリセットする

整骨院、接骨院などで、「有資格者が行う骨盤矯正」という広告を見たことがあると思いますが、骨盤矯正の国家資格はありません。サロンにより、骨盤矯正に対する考え方、施術の流れはバラバラです。
「10回受けてみたけど、効果がなかった」 「骨盤矯正を受けてみたら、ただのリンパマッサージだった」 「ボキボキされて、痛くなった」
と訴えられる方も多いです。
骨盤は、多くの筋肉、靭帯、血管、神経が入り混じる大切な器官です。 正しい骨盤矯正を行えば、その場で変化がわかるはずです。
資格の有無に惑わされず、口コミなどを参考に、間違いないサロン選びをすることが大切です。
2.睡眠と、自分時間を十分に取る
産後のママさんは、すべての行動軸が、子育てになります。寝ていても、無意識に気を張っているため、睡眠の質はよくありません。
自分が思っている以上に、心身の疲労が溜まっています。 溜まった疲労、ストレスは、足のむくみを引き起こします。
輝いているママさんは、上手に自分時間を確保しています。 無意識で育児に追われていると、1日、1週間、1ヶ月、1年と、あっという間に過ぎていきます。
意識的に自分を労る時間をとることは、心身のケアに、とても重要です。
3.足首を柔らかくする
「足のむくみ セルフマッサージ」で検索すると、沢山のセルフケアが出てきますので、自分でできそうなものは取り入れてみましょう。

産後、特にケアしたいのが、足首の硬さです。
足首が固くなると、下半身全体の血流が悪くなります。象の足の解消にも足首の柔軟性はとても大切です。

足の指と握手をして、ぐるぐる回して、柔らかくしましょう。
-まとめ
育児が大変な中、産後の足のむくみは、まるで象の足。。。見た目にメンタルの負担が大きいですよね。 いつまで続くのか?ということですが、一般的にホルモンバランスは産後3ヶ月位で、元の状態に整っていきます。
それ以上の期間、長く続く場合は、
骨盤の問題 婦人科、泌尿器科などの問題
が考えられます。
骨盤矯正サロンや、医療機関を受診してみてください。
当院は産後の骨盤矯正は、最も得意な施術です。 累計1万人以上の産後のママさんに通っていただきました。
産後の骨盤の状態は、人それぞれバラバラで、複合的に歪み、開いてきます。 抱えている心の悩みも、人それぞれです。 お悩みについて、心のストレスも含めて、全て吐き出してください。 心から寄り添い、対応いたします。
足のむくみ、象の足はもちろん、産後のお尻の形、下腹ポッコリなどが気になる方は、ぜひご相談下さい。